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たんぶらり
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「Twitter」と「リアル」の違いに見る文化発生のプロセス
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中高生版Twitter? ケータイ「リアル」をのぞいて驚いたという記事がとても興味深かったので紹介。
>>>中高生版Twitter? ケータイ「リアル」をのぞいて驚いた

詳細はリンク先を読んで欲しいけど、女子中高生の間でリアルタイムブログ通称「リアル」という独自のケータイ文化が流行しているらしい。簡単に言うとTwitterのように、日々感じたこと、つぶやき、写メなどを日記形式でのせるというもの。

僕が面白いと思ったのは、この「リアル」とは特定のサービスの名称ではないという点。
「リアル」として利用されているサービスは様々な会社のケータイブログサービスであり、そのURLを自身のホームページに貼り付けることで「リアル」として使っているという。


はてなブックマークのコメント上でも話しに挙がっているが、ではTwitterとどう違うのか?ということである。
Twitterは、もともと製作側が「こういうサービスを提供しよう」と想定して製作されたものである。それを「これはおもしろい」と多くの人が参加し、利用することで広まったサービスであった。
それに対し、リアルはいわば自然発生的に利用者側から生まれた「文化」である。ブログなどを利用している中で誰かがやり始めたのを「コレおもしろい」と口コミで広まり発達したもので、サービスプラットホームの提供者はそういう使われ方をするとは予想していなかった。
最終的に完成した形態が似ているが、成り立ちは全く違う。




この記事を読んで、「文化」の発生プロセスには二通りあるのではないかと感じた。
「1つの優れたものに従うタイプ」と「混沌から自然発生するタイプ」である。



例えば、昔「アムラー」という安室奈美恵の格好を真似する人々が増えた時があった。エビちゃんの真似をして髪をカールする女性もいる。これらは芸能人に対する憧れからそれを模倣することで広まった文化である。それに対して、いわゆる「コギャルファッション」や「ガングロ」は、模倣する対象なしに女子中高生の中で発生した文化である。




「2ちゃんねる」はまさに混沌から発生した文化といえると思う。
独特の用語などは、数多くの書き込みのなかからおもしろいものが何度も繰り返され、広まり、変形されることにより独自の言語として定着している。
例えば「もうだめぽ」という用語。「駄目だ」という意味であるが、成り立ちは以下の通り↓(コピペ)

>海賊版のソフトウェアや映画のファイル交換をしていたある2ちゃんねらー(2ちゃんねる愛好家)が警察に検挙されたんだ。その2ちゃんねらーは警察が自宅にやってきた時に、逮捕前の状況を2ちゃんねるに書き込んでいたんだけど、その最後の言葉が「もうだめぽ」だったんだ。
「もう駄目っぽい」のミスタイプだったと思われるけど、あまりの語感のよさに広まったってわけさ。

“orz” “キタ━━━(゜∀゜)━━━”などのあらゆる絵文字やアスキーアートなども同様に、ある人が作ったものを面白がってまねしたり、改造したりして定着した。
匿名、不特定多数の人が介在した中で生まれた、というその成り立ちから考えても、非常におもしろい文化である(コレを本気で分析すれば卒論になると思う)。


それに対してmixiはSNSの提供者の想定の元生まれた文化である。もちろん日記自体は利用者が書くもので、特殊な利用方法をしている人もいるだろうが、そういうサービスがなければ発生しなかった文化である。もし何らかの理由でサービスが停止されれた場合、利用者同士でそういう環境が再構成されるであろうか?






こうして考えると「従うタイプ」は成立の過程上、洗練されているものが多く、「自然発生タイプ」は荒削りで整っていないものが多い。
どちらがいいかという話ではないが、個人的には後者のほうが力強く、圧倒的にエネルギーがあるように感じる。そして、一番最初に人類が作り出した「文化の起源」の発生プロセスに近いと思う。


関連
>>>2ちゃんねる用語
>>>2典Plus 2ちゃんねる用語サイト
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by weeklydennpagraph | 2009-03-14 01:46 | 雑記
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