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たんぶらり
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カテゴリ:レポート( 19 )
六本木クロッシング2010は撮影可!
東京で見たかった展示、二つ目は『六本木クロッシング2010:芸術は可能か?』(このサブタイトルはどうなのか?)。
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以前ちろっと紹介したけど、森美術館は「クリエイティブコモンライセンス」という制度を採用しており、
なんとこの展覧会、撮影自由!
やっほーい!ということでバッシバシ撮ってきました。

>>>森美術館が写真撮影を許可


そんなわけで面白かった作品を「写真つき」で紹介。


照屋勇賢さんの「告知-森」。
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うわー大変そう・・・

おじゃる丸の袋がよかった。
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木もポップでかわいい。




相川勝さんの「CDs」。
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一見普通の視聴スペース?と思いきや、聴いてみると作者が「ふ~ふんふうっふ~あ~♪」とか
“声”で曲をカバーしている。

さらによーく見ると
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ジャケット手描き。


極めつけは
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歌詞カードも模写しとる・・・

全部は見れなかったけど、おそらく壁に掛かってるCDも全部・・・アホすぎる(笑)
こういうの大好き。



加藤翼さんのプロジェクト。
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巨大な箱を「倒す」というプロジェクト。

・・・それだけ?という感じだが、大小さまざまな「それだけ」のことをやっているらしい。
これはぜひライブで見たいな。あわよくば参加した方が面白そう。



宇治野宗輝さんの作品。コレは今回イチオシ。
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この、なんかよく分からない装置たちが、ガッションガッション音を立てて合奏します。
なんという無意味装置。
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車は、中の蛍光灯が光るわ、あさっての方向に取り付けられたワイパーが動くわで大忙し。

さらに面白いのが装置のディテール。
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電動ドリルに取り付けられたパンダ。もちろん回転します。


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ギターに掃除機。


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ギターにミキサー。


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なんか、コーラ入ったままのペットボトルが回転。


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ターンテーブルに鉛筆が突き刺さってて回転。


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なんでナベにプラグ刺さってんの?


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もうわけわからん・・・

センスあるな~


動画はダメだったから是非会場で!
いや、コレのためだけに行ってもいいかも。


えーっと、全体の感想としては非常に楽しめたんですが、前回(2007年)の方がボリュームあったな~って感じか。
でも、引き続きアホな作品が多くていいですな。最高。

次回も期待。

>>>MORI ART MUSEUM [六本木クロッシング2010展]



関連過去記事>>>諸事情をあんま知らない人から見た「カオス*ラウンジ2010」感想
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by weeklydennpagraph | 2010-04-21 23:00 | レポート
諸事情をあんま知らない人から見た「カオス*ラウンジ2010」感想
今週の日曜日、東京に行ってきた。夜行の日帰りで。

かなり強行スケジュールだったのですが、どうしても行きたくなってしまい…

行きたかった展示は三つあったのだが、それらが重なるのが日曜だけだったので。
いやーでも行ってよかったです。大満足。



で、行きたかったひとつが「カオス*ラウンジ2010」。
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え?なにそれ?とお思いの方。僕も行く前々日くらいに知りました。

知ったのは村上隆氏が主催する「GEISAI大学」の4月16日のUSTREAM(ウェブのライブ放送)。


ここでその時の放送も見れる(らしい)↓
>>>GEISAI大学放課後 01 4月16日「やはりカオスラウンジとは何か?」


と言ってもまあそれも、知り合いのtwitterから飛んで、途中くらいから見たのですが・・・



で、その放送が異常に盛り上がってたんですよ。

でも途中からだったのでよくわかんなくて、大体の放送を把握してた友人に夜中に電話かけたりして、
「おもしろそうじゃね?」「行っちゃうか?」ってことで行ってしまいました。




ここで一応、断っておきたいのが、僕は、はっきり言って諸事情というか、
「カオス*ラウンジ」がどういう経緯で始まったとか、黒瀬陽平がどういう人かとか、
あんまりよく分かっていません。
USTREAMも12時くらいにチラッと見て、最後を見た後、友人からの情報で補完してる程度です。


ぶっちゃけてしまうと村上隆さんの著書も(まだ)読んでないですし、
「スーパーフラット」もよく分かっていません。スイマセン。


村上隆→おっぱいで縄跳びしてるフィギュアとか作った人。
スーパーフラット→確か、アニメ絵と日本人の薄っぺらい感覚をかけてるんだよね?


くらいの理解です・・・



もっと深い、アートの文脈に基づいた感想を読みたい方、ゴメンナサイ。無理です。


他のサイトさんの方が詳しいかと…
>>>アート・キャラクター・アニメ――「カオス*ラウンジ2010」レポCommentsAdd Star
>>>カオスラウンジ宣言文の解体まとめ




さらに付け加えると、アニメとかの知識もあんまりです。
いや、まあアニメは見たりするんですが、この場合、展示されていた作品の
モチーフになった「らき☆すた」を一度も見ていないことが問題でしょうから…
(あ、でもハルヒは観たことあるよ)



要するに「なんかおもろそうだから行った」という人間。

自分でもこんな知識でなぜわざわざ東京日帰りという無茶なスケジュールを組んでまで行ってしまったのか謎ですが。。。

そういうわけで、芸術の知識とか、アニメ作品への執着もあまりない僕からみた「カオス*ラウンジ]は
どうだったのか?ということをさくっとまとめたいと思います。


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会場は想像してたより小規模な感じ。まあ、入場料安かったし。
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キモイ・・・
オタク達のアニメキャラクターへの執着心と愛情が集合しておっきくなった怪物の死体って印象。
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ちらばってるラクガキみたいのはライブで集団製作されたらしい↓。それ見たかったなあ。

(コレは僕が撮影したものではないのであしからず)

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この作品はPIXIVで見たことあった。

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webマンガ「メンヘラちゃん」の製本版が読めるブース。
ここで読める>>>http://kotohatoko.web.fc2.com/

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キャラクターの髪の毛っぽい物体。
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のディテール。アニメ雑誌のページやポスターなんかでできてる。

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リボンっぽい物体。

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細かく見ていくとすごい量。一人の人間が長い時間かけてコツコツ作ったものじゃなく、
大勢で集まってぶわーって一気に作り上げた勢いがなんとなく感じられる。
創作行為というよりも“祭り”に近い?


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ペイントされたフィギュアとか。

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やっぱ、インパクトあるのは梅ラボさんの巨大なコラージュ。
アニメのワンシーンとかがすごい密度で埋まっている。
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ちょっと、近写すぎて自分でも上下とか合ってるか自信ない・・・

これ、実を言うと最初はあんまりインパクト感じなかった。

梅ラボさんは、個展やった時も見に行ったのだが、その時も「アレ?」と思った。
なんか、パソコンのバグった画面ってパソコンで見るからインパクトあるので、
それを印刷してしまうと、バックライトとかの関係か、コントラストも薄く感じてしまい、
ちょっとイマイチ?とか思ってた。


しかし、あとで友人に「デジカメ撮影可」という情報をもらい、再入場して写真を撮りまくってきたのだが、
『デジカメで撮影したのを液晶画面で見るほうがなんかよく見えた』というのが衝撃だった。
直に目で見るよりも、液晶画面を経由した方がインパクトあるとは・・・

まあ、個人的な感想なのでアレですが。


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撮影禁止マーク。主催者の一人、黒瀬陽平さんによると

「カオスラウンジ、撮影がどうのと問題になっていますが、高橋コレクションの作品を撮影しないという条件で交渉します。」twitterより

とのこと。高橋コレクションの方ともめてたのかも?



まあ、「カオス*ラウンジって何なのか?」とか、結局よく分からなかったのですが、
なんかいろいろ発見があり楽しめたと思います。

万人にはオススメしないけど。

最終日滑り込みだったけど見れてよかった~

今後も「カオス*ラウンジ」の展示企画は続くようなので楽しみ。

>>>カオス*ラウンジ2010 in 高橋コレクション日比谷
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by weeklydennpagraph | 2010-04-21 01:26 | レポート
告知
卒制展の公式ホームページができたらしいよ!

>>>京都工芸繊維大学 卒業制作展2010
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by weeklydennpagraph | 2009-12-27 20:21 | レポート
<東京レポートその2>東京で行った古本屋、おもしろ本屋いろいろ
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前の項でも言ったけど、東京に行ってきた。

今回は、ミニコミなどを取り扱う本屋や、古本屋、新しく出来た面白そうな本屋などをいろいろ巡ってきました。
前々から行ってみたかったので超楽しかった。

その時購入したものと共に紹介したいと思う。



まずミニコミ系。

■模索舎
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新宿にあるミニコミ、同人誌などの個人生産書籍をメインに扱っているお店。
>>>地図

入り口付近の棚にはフリーのミニコミやチラシがぶら下がってる。
中に入ると結構広い。そして数が多い。全てが個人製作書籍というのは驚きだ。
東京以外のものも取り扱っているらしく、竹熊氏が編集に携わっている京都精華大の学生マンガも並んでた。



■バサラブックス
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吉祥寺駅近くのミニコミも扱う古本屋。CDも置いてる。
割と小さめの店だが、洋書や大判の写真集から文庫本、雑誌などいろんな種類の本を取り扱っている。
>>>地図



■タコシェ
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(写真はこのサイトから拝借)

サブカルの聖地、中野ブロードウェイにあるミニコミや変わったマンガを扱う本屋。
もともとは「ガロ」のアンテナショップだったらしい。
>>>地図
Tシャツやバッチなどのグッズも販売してる。フリーのミニコミも多い。


前も言ったけど、中野ブロードウェイはかなりオススメ。
古本、古雑誌、マンガ好きならぜひ。



買ったミニコミ。
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「愛情通信大全集」と「ペコペコ園」。どちらも600円。
模索舎で購入。

「愛情~」は、ガケ書房でフリーペーパー版を見つけて以来、ずっと欲しかった。
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コチラがフリー版の21、22号。「大全集」はその1号~10号までをまとめたもの。

「会社を辞める友人へインタビュー」 「嫌われ者タイプ診断テスト」 「尿はねしない排尿法」など、
ゆるいノリとくだらない記事の中に、筆者の文才が光る。

デイリーポータルZと何か共通のものを感じる…
>>>愛情通信網


あと、フリーのミニコミではこっちもオススメ。
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「KONNICHIWA」。体裁は愛情通信と似てて、同じサイズ。
こっちも「職場の同僚の観察」など、なんとなくノリが似てる。
シュールなマンガも。
>>>KONNICHIWA新聞

どちらもガケ書房においてるので、京都人はそちらでゲット可能。


「ペコペコ園」の方は、作者の「今日マチ子」の名前に反応して購入。
日記風のまんがと言う感じ。
限定150部。no.44を購入(※ちなみに僕のラッキーナンバーは4である。4月4日生まれだから。)

今日マチ子さんは、モーニングのホームページ上で「みかこさん」と言うマンガを連載しており、
最近、それをまとめた単行本が出てた。
>>>みかこさん

本人のブログでも「一日一ページマンガ」連載中。
>>>今日マチ子のセンネン画報

水彩の透明感のある着色がいい感じ。




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「this is (not) magazine vol.2 ラクガキ特集」。
バサラブックスで購入。

コレはすごい。
内容は、ラクガキをテーマに、いろいろな活動をしている人のインタビューが並ぶ。
レイアウトも凝っててかっこいい。ボリュームもたっぷり。
本誌に加え、それより一回り大きいポスター状のオマケが二枚と、さらにミニ冊子まで付いて、700円というお手軽価格。
「ZINE」にも少し見習っていただきたい。

>>>THISIS(NOT)MAGAZINE(myspace)







続いて、古本屋。


■magnif
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神田、神保町の古本屋街にあるお店。
置いてる数自体は少なめだが、面白い本が多い。セレクト古本ショップ?

レジのとこに「FRONT」と「NIPPON」が置いてあってびびった。1冊ずつだけど。
まだ売るかどうかは決めてないんだとか。

ちなみに「FRONT」 「NIPPON」というのは、第二次大戦中に日本が自国の文化水準や軍事力を
海外に示すために発行したグラフィック誌。図書館とかにも復刻版しか置いてないような貴重な雑誌。
かなりの文化的価値があると思われる。


神保町の古本屋街は初めてだったけどかなり面白かった。
もう、ズラーッと古本屋が並んでる。
雑誌のバックナンバーとかはたいていそろう気がする。

しかし、数は充実しているが、その分値段設定がどの店も高め。
その中でも紹介したmagnifは、割と安めの設定だったと思う。






■DORAMA 下北沢 PART 6
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(写真は撮り忘れたのでこのサイトから拝借。)

調べてみると、古本屋だけでなく、アミューズメント事業までやってるみたいだが、この店舗は古本のみだった。
>>>地図

さきほどの神保町の古本屋街の後に行ったからか、やたら安く感じた。店も大きくて、結構な数を置いてある。
マンガと雑誌関係が充実してた。




■百年
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(またまた撮り忘れたので、写真はココから拝借。)

落ち着いた雰囲気の古本屋。なんとなく恵文社っぽいかも。店内もオシャレ。
>>>地図


では買った古本を紹介。ほぼ雑誌。
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relaxいろいろ。岡本仁氏が編集長時代のものはどうにかコンプリしたい。200~300円くらい。
もっと高いものもあったけど、コレくらいの値段で集めたい…

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TOKIONいろいろ。5号があったのはうれしい。コレも200~300円くらい。

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Tokyo Jammin`という雑誌。詳細不明だけど、かっこよかったので購入。200円。

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右から、「STUDIO VOICE 本は消えない!特集」、「Fan 雑誌特集」、「海外のフィギュア雑誌」、「Robot ism」、「FOIL vol.6」

「STUDIO VOICE」と「Fan」は、探していたのでうれしい。
それ以外は立ち読みして決めた。






次は、新書のお店。


■BOOK246
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青山一丁目にある本屋。
六本木TSUTAYAのディレクションを行った幅 充孝さんが手がけたお店セレクトブックストア。
「旅」がテーマらしい。
>>>地図

とにかく外装が超カッコイイ。
時間無くて行けなかったけど、併設してるカフェもいい感じだった。次はそっちも行きたい。
店自体は小さめ。
PAPER SKYとも絡んでるらしく、バックナンバーがいっぱい置いてた。

余談だが、PAPER SKYはTOKIONのルーカス・バテキ・バルコ氏が作った雑誌。
最近リニューアルしてた。(嫌な予感…)




■SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS
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店と出版社がガラス越しに繋がっている面白い本屋。あと、名前がやたら長い。
マンガ、書籍、といった分け方ではなく、関連する書籍が自由に並んでいた。
>>>地図

本屋自体はよかったんだけど、行くまでの渋谷の混み具合が半端じゃない。ヤバイ。
地図なんて持って歩くレベルじゃない。行かれる方は注意してください。

ギャルすげーと思った。僕はあそこに毎日通うなんて絶対ムリ。死んでしまう。


買った新刊。

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右から「よつばと! 9巻」、「魔法なんて信じない、でも君は信じる」、「ファミ通町内会 二丁目」。

「よつばと!」は普通の本屋で買った。
「魔法なんて~」は、以前紹介した西島大介氏のマンガ原稿紛失事件の自己告発ドキュメンタリーマンガ。
前から気になってたので購入。
「ファミ通~」は週刊ファミ通の読者投稿欄をまとめたもの。
ゲームをしなくなった今でも、時々、投稿欄は読む。

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右から「SPECTATOR 音楽とエロの穴」、「広告」、「PROTO TYPE 02 カタログ」。

「広告」は完全にジャケ買い。
「PROTO~」はミッドタウンでやってたプロトタイプ03展の受付で購入。
装丁がやたら凝ってて、カッコイイ。






やたら長くなったな~疲れた・・・
とりあえずこのへんで。

あとは、フィギュアなんかもちょこちょこ買ったんだけど、それはまた後日。
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by weeklydennpagraph | 2009-12-02 23:00 | レポート
<東京レポート1>「ZINE」 を読みに東京へ行こう
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東京行ってきた。

いい加減そろそろ卒業制作を本格的にはじめないとヤバイ、という雰囲気が漂う中、
半ば衝動的に思いつき、次の日に生協でその日の夜行買って、3日間だけのショートトリップ。
昨日の朝帰ってきました。疲れた~


それでも、今の時期に行ってよかったな~という感じ。

忘れないうちに考えをまとめておこうと思う。





今のとこ、卒制のテーマとして考えているのは「雑誌や書籍の形態」といった事柄。


それで、最近ちまたで噂の「ZINE」ってのがいったい何なのか?

あらゆる雑誌という雑誌がリニューアル&休刊している現在、なぜ注目されているのか?

「ミニコミ」「同人誌」と何がちゃうねん。

カッコつけた呼び方しとるだけちゃうんかい。




というようなことを卒制前に整理しておこうと、今回の東京旅行を決行したわけです。

まあ、実際は半分くらいは観光&息抜き目的だけど。





■「ZINE」とは?

簡単にいうと、ZINEとは「少数個人生産の書籍」のこと。
「リトルプレス」などとも呼ばれる。
多いものでも一万部。たいていは100部限定など。
語源はmagazineの“zine”らしい。


サイズや形式はピンキリだけど、コピー機で印刷したものをホチキス製本という形態が多いみたい。


2009年7月に、国内初のアートブックフェア「ZINE’S MATE:TOKYO ART BOOK FAIR 2009」が開催された。



ちまたで噂とか言ったけど、東京以外でZINEに触れる機会はあまりない。
大阪のSTANDARD BOOK STOREで見たけど、ビニールかかってて中が見れなかったので断念。
左京区が世界に誇る(※)オシャレ本屋「恵文社」や、ミニコミ&ガロ系マンガいっぱいの「ガケ書房」も、
「ZINE」っぽいものはあまり置いてない。

すなわち、ZINEを“立ち読み”するには東京に行くしかないのである。
(関西で置いてる本屋の情報希望)




「セコイこと言ってねーで買えよ」とお思いかもしれないが、このZINE、問題なのがやたら高いのである。

ペラッペラでオール白黒10ページくらいのもので1000円以上とかザラ。なんでやねん。




しかし、そんな価格がついているということは需要があるからである。
「雑誌が売れない」と言われる現在、やたら高いペラペラの「ZINE」が注目されているのは非常に興味深い。

そこに何があるのか?

消費者はZINEに何を求めているのか?




僕が行ったZINEの店は表参道のNOW IDeA by UTRECHT(ユトレヒト)
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(写真はこのサイトから拝借。撮り忘れ。)

元々はユトレヒトというオンラインブックショップだったのが、支店として作ったお店(たぶん)。
前述の「ZINE’S MATE」のプロモーションも手がけたお店。

店自体は小さかったけど、写真のような本棚の扉に小冊子がいっぱい掛かってて、手にとって中身を見れる。
ZINEだけでなく、凝った装丁の雑誌なんかもいろいろ置いてておもしろかった。




■感想

んで、実際に「ZINE」を触ってみた感想だが、「説明できないけど、なんかいい」というのが率直(?)な感想。


店内の全てのZINEを隅々まで読めたわけではないので一応断っておくけど、
僕が読んだものはイラスト集や、写真集などが多く、文字情報は少ないものがほとんどだった。
いうなれば感覚的な、「ファッション」に近い印象。
イラストも、ガッツリ書き込んだというよりノートのラクガキに近いものが多かった。

しかし、イラスト自体の“味”というだけでなく、そのイラストが複数枚綴じられた「本」の形態ゆえに、
全体を通して見ると書き手の感覚、考えのようなものが感じられる。


「本を読んだ」というよりも「体験した」という感覚。


しかも、コピー機で印刷してホッチキスでパッととめて作った、その「雑」さ加減ゆえに、
その感覚がとても生っぽい。新鮮な『初期衝動』のみがダイレクトに伝わってくる。


「友達のラクガキ帳を見せてもらった感じ」といえば伝わるだろうか。


なんかくちゃくちゃ書かれてて、なんなのか本人にしか分からないことだけどおもしろい。
他人の頭の中を覗く感じ。




考えてみると、こういう感覚は普通の書籍からは体験することは出来ない。

本屋の本棚に並ぶのは、見やすいレイアウト、読みやすいフォントで、
余計な汚れや書き損じのない“整った”本ばかりである。


もちろん、それはいいことだ。


印刷技術の発展、DTPの導入により、読みやすい、キレイなデザインの書籍が急増し、読みづらい本はなくなった。

しかし、そういった読みやすい形態、レイアウトの中に、書き手の「意思」や「衝動」が埋もれ、
読み取りづらくなってしまったのではないか?



そういった“衝動”ぐちゃぐちゃしてまとまっていない“意思”への欲求が、現在の「ZINE」への需要に繋がっているのではないか?




webの文字情報は、データのやりとりだけなので、汚れ、ノイズは発生しない。

webの情報を所有することなく「表面をなぞる」と言う感覚が当たり前になった現在、
雑誌などの整ったレイアウトの書籍にも同じ感覚を持ってしまっているのではないか。


つまり「モノ」としての“実体感”を感じなくなっているということである。



「整っていないこと」、「汚れ」、「ノイズ」、「読みづらさ」といった説明できない部分にこそ、
「モノ」としての実体感があるのであれば、
ペラペラの「ZINE」のほうが、読みやすい「雑誌」より購買意欲が起こる、というわけである。





■ミニコミ、同人誌との違い

ZINEと言う言葉に明確な定義が無く、またZINE自体もピンキリなので一概には言えないが、
個人的には「ZINE」は「ミニコミ」の一種、と言うような印象だった。

ZINEというと、やはり感覚的であるが故「オシャレ」で「カッコイイ」ものが多い。
というか、カッコイイミニコミのことを「ZINE」と読んでいるだけで、実質同じようなものだと思う。

ミニコミというと、「カッコイイ」系もあれば「お笑い」系、「エロ」系など、多種多様なものを呼ぶことができ、
“懐の深さ”でいうと「ミニコミ」のくくりの方が広いと感じた。



ただ、あくまで個人的な印象だが、やはりZINEはミニコミと比べてもやたら高い。高すぎる。
もうちょっとリーズナブルにならないものだろうか…

まあ、そういうところも「ファッション的」ではあるが。





■購入したZINE

最後に、僕が買ったものを紹介。
結局一冊しか買わなかった(買えなかった)。
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でも、かなり厳選したのでお気に入り。イラストレーターの氷見こずえさんの作品集。

一本一本の繊細な線が印象的。
ミシンで綴じられているのもイラストの感じと合ってる。
限定500部みたいです。
1260円。。。

ホームページでもいくつか作品が見れます↓

>>>Himi Kozue official web site




また、今回は比較する意味もあってミニコミの本屋もめぐって、いくつか購入もしたのでまた紹介します。

ZINEについては一応ここまで。

意見や情報など募集中。




関連
>>>Utrecht[ユトレヒト]
>>>ZINE'S MATE
>>>「zine」は雑誌の未来像?前編
>>>Lilmag----zine and other publications.


参考文献
>>>デザインの現場2009年10月号「これからの本の作り方」
>>>STUDIO VOICE2008年7月号「本は消えない! インターネット以降の本当に面白い雑誌/本の作り方」

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by weeklydennpagraph | 2009-12-01 19:15 | レポート
Design Festa vol.29に行ってきた
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以前から行ってみたかったデザインフェスタに行ってきた。

デザインフェスタっていうのは年二回東京ビッグサイト開催される、
「デザイン」っていうのはほぼ名ばかりのアートイベント。
1つのブースが2~3万円くらいでレンタルできて、オリジナル作品であれば誰でも出展できる。
アートのフリマみたいな感じ。



作品もそうだが、いろんな人がいて、ブラブラ見てるだけでかなり面白かった。

奇抜な髪型とかファッションの人はもちろんだが、
拡声器で自分の作品をアピールする人もいれば、
ちゃぶ台で弁当食いながらマリオカートしてる人もいた。


個人的には立体作品が面白かった。
いろいろ気になったものを紹介。


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ソフビを自作してる人。中野ブロードウェイでもフィギュア販売してた。
>>>SUNGUTS



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ボトルキャップ。これ紙粘土らしいよ。
ニス仕上げで質感もフィギュアっぽくていい感じだった。
特に立体が専門というわけでもないらしい。
欲しかったけど残念ながら非売品。



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100%ORANGE風(?)の餅フィギュア。



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これはかなり好き。たしかスウェーデンの人だったと思う。
公式サイトにもいろいろあります↓
>>>Venom Palette



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これは色の塗り方がすごかった。立体感というか。
結構いい値段してたな。




思ったより写真撮ってなかったな~
次回は10月24日、25日。

>>>Design Festa
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by weeklydennpagraph | 2009-05-19 14:19 | レポート
武蔵野美術大学学祭レポート
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ムサビは今年のテーマが宇宙人(?)らしく、各所にこんな人形が設置してあった。


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この人の作品はどれも荒々しくていい感じ。他にも何点かあったが、なんか自分のタッチを見つけている感じがした。


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木工クラブの作品。本のようにめくって開けるアイデアが秀逸。完成度も高くキレイ。


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やけに凝ったインフォメーションブース。去年もかなり凝った造りだったが毎年恒例なのだろうか?


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絵かと思いきや木を削って描いた作品。


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多摩美もそうだったのだが、数人でグループを作りグループごとに展示がされていた。グループで展示名をつけているが、結構適当と言うか、あまりテーマ設定をしていない展示名が多かったのだが、ここのブースはどの作品もコンセプトから作っていてまとまりがある感じがした。で、その展示のための袋を自作していて、これが手作りと言うから驚きである。シルクスクリーンで1000枚(!)ぐらい手刷りで作ったそうだ。凄っ


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そのブースの作品のひとつ。飲料のパッケージだが、皮を剥くことでラベルがはがれ、分別できる。アイデアとグラフィックが一体となったかなり完成度が高い作品。
他の多くのデザインの作品はデザインと言ってもアートっぽいものばかりだったのだが、これはきちんとコンセプトから作られたデザインらしいデザインだった。

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同じ商品の別バージョン。


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このグループ展示もかなりクオリティが高い。身長計の前に立つと距離センサーで身長を感知し、その身長の動物が前にプロジェクターで映し出される。プログラミングの技術がなくてはできない作品。
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他にも同グループでかける圧力で画面のグラフィックが変化する作品や、帯を上下させると音の高さが変わるものもあった。


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これは卒業生の作品、の展示の外にあったオブジェ。中は撮影禁止。


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版画の作品。いい感じ。


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樹脂で固めた立体作品。模様は塗装ではなく、樹脂の中に埋め込んであるらしい。



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半分の人。



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花まみれの人。



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グラフィック掛け軸。欲しい。


ムサビの学祭は「学祭」としてのクオリティーが高かった。学生作品の販売ブースやカフェなど、いろんなところで楽しめたと思う。
あと、多摩美と同様どこで何の展示があるかという指示が少なく、もったいない気がした。
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by weeklydennpagraph | 2008-11-04 23:23 | レポート
多摩美術大学学祭レポート
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引き続き、多摩美の学祭で気になった作品を紹介したい。
上の写真はアルコールを購入する際に必要なバンド。
初日の朝から行ったのでまだ展示も途中だったり、完全で無いものもあった。


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ガラスの器。


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垂れ下がった猫の彫刻。表情がかなりリアル。


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これは普通の子供ぐらいのデカさなのだが、ガラスで連結されている。レンガで高さを合わせてたりするが、どうやってここまで運んだのだろう?


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版画の作品。


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これはタッチが好きな感じ。


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動画を載せられなくて残念なのだが、アニメーションの作品。アニメーションは僕自身、一度製作して全然うまくいかなかった経験があるのだが、この作品は短いがかなり完成度が高かった。アニメの動きを分かっている感じ。長編を見てみたい。


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これは上野毛キャンパスの入り口の様子。自分でパンフの表紙を作成できる。絵の具なので乾くまで少し時間がかかる。子供たちが夢中で遊んでいた。


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電球型のキャンドル。購入。700円。

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こっちはミッドタウンで見つけた似たキャンドル。1260円。



全体的な感想は、やはり芸大らしく工芸、彫刻、版画、油絵などが見ごたえがあった。デザイン学科の作品は、どちらかというと芸術よりなものが多かったように思う。

それと、ほぼ全ての校舎で何かしら展示があったが、どこに何があるという指示が少なく、初めて来て何も知らない人は展示自体に気づかないこともあるのでは?と思う。実際、自分も途中まで気づかなかった。
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by weeklydennpagraph | 2008-11-04 22:25 | レポート
東京デザイナーズウィークレポート
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東京に行ってきました。

デザイナーズウィークに友達が作品を展示したので、その手伝いもかねて29日から3日までガッツリ東京観光してきました。疲れた・・・

メインはデザイン系のイベント格種と、タマビ、ムサビの学祭などに行ってきたので、そのなかで気になったものを一部紹介しようと思います。


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筑波大学の学生展示。紐を引くと一枚だけティッシュが飛び出すいわばティッシュケース。こんなにデカイのに・・・こういうの大好きです。

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これはプロの方の作品で、あえて不平等になるケーキ型。


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学生作品。カンのキャップ。普通に欲しい・・・シリコンで作ってて完成度も高かったです。


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共栄デザインのデザイナーの方が直接販売していたシリコン製の「しおり」。購入。パッケージが臓器移植とか生物的な印象を受ける。映画のイグジステンズに出てきたパッケージっぽい。


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秋山具義さんのブース。あまり知らなかったのだがこのブースで一気に好きになりました。ジャンプとかの週刊誌の紙を使ったメモ帳とか、コインケースなどが販売されてた。
便所をモチーフにしたステッカーとかが入ったセットを購入。「toilet it be」とか「お尻のしおり」とかくだらない小物満載。
なんかダサさを前面に押し出してアピールしてる感じが好印象。



全体の感想としては、デザイナーや製作者がその場にいるので、デザインの発想やどうやって作ったかなどがいろいろ聞けたのが面白かった。普段、デザインを見る機会はあっても作者に合う機会はなかなか無いのでいい経験になったと思う。
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by weeklydennpagraph | 2008-11-04 21:38 | レポート